3月27日に畑部に今年度参加したいスタッフの
るみ、みー、えみ、はみ、あい、ますみ、やっさん、さわ、と代表・福田さん、講師の竹内さん、竹内さんの農業仲間がっきー(合計10名)が、畑の準備のために養生園に集合しました。
行った仕事
・Aブロック畝立て(管理機を使用)→ビニールマルチかけ(2本)
・BとCブロックのライン引き、そのライン上に緑肥の種まき
(緑肥の種をライン上に蒔いて、6本のゾーン(畝)分けをします)
野良仕事時間
朝9時〜12時 途中10:30頃にお茶休憩を入れました。
午後:畑WSに向けてのなどのミーティング・作付け計画発表(やっさん)
今日の作業は、郷畑(下の畑)と呼んでいるおよそ一反くらいの畑の種まき準備です。この畑は、おおまかにA.B.Cブロックと大きく3つにゾーニングしています。土の状態が少しづつブロックによって違い、Aは比較的肥えている(少し肥え過ぎ)Bは充分肥えている。Cは、ちょうどいい状態ということでした。
小さいスペースのAブロックには、黒いビニールマルチをかけて、早く収穫できる作物を作ります。
ここは、管理機で土を耕し、畝立てをし、二列くらいにビニールマルチをかけて、マルチの掛け方を学びました。収穫できる時期をずらして作らないと、キッチンで野菜を使いきれないことになってしまい、不効率なので、今回この小さいスペースだけ、マルチをかけて土を暖め、ほうれん草や春菊、かぶなどを早く収穫することにしました。

写真は管理機をかけている代表。白馬の白い山々がむこうに見えますね。。。
マルチをかけるところは、ぴっちりとマルチを張るために耕して、畝たてし、スコップなどで地面をたたいてならし、でこぼこをなくすように整えます。四隅は充分におさえます、周りも土をかけて踏み固めて、マルチが風で動かないように固定します。しっかりマルチをはることにより、マルチ内が、蒸れてきて水が上がって暖まるので、発芽を促進できます。
BブロックCブロックは、2.7mごとにラインを引いて、6本の畝(ゾーン)を作ります。

このラインの上を踏み溝をつくり、その上に緑肥の種をまく事で、緑の区分けラインを作ります。その緑のライン脇をあるくことで、自然と通路ができ、畝も自然と完成します。畝立てはずくのいる仕事なので、緑肥も育てて畝も自然とできるこの方法はいいですね〜。
今回ブレンドして蒔いた緑肥の種は、
らい麦、小麦、えんばく、ワセフドウ、赤クローバー、クリムゾンクローバーです。
イネ科のらい麦・えんばくは、根を深く掘るので耕せない部分も根が耕してくれるそうです。豆科のクローバーは根の根粒菌が窒素を固定するので、作物を育ててくれます。これらの草は他の草よりも強いため除草の役割もありつつ、根をはやしてくれることにより通路の土を固くしません、またクローバーにアブラムシが発生してもてんとう虫も来てくれるので、野菜につく虫を自然と食べてくれることにもなります。どの種類がこの土地に合うのか解らないので、ブレンドしたものを蒔きます。草が伸びたら、上部半分を刈ってあげて畑に敷いてしき草にします。他の草の成長を抑えるとともに、養分にもなる草を生かした畑作りです。

写真は、踏み固めたラインの上に種をまく人たち。

その上に三角ホーを使って、そっと土をかけたら、また上から踏んで種を土と密着させます。これでBブロックCブロックのライン用緑肥の種まき終了です。
Aブロックの方では、二畝のビニールマルチ掛けが終了!
マルチに穴をあけ、そこに種をまきます。今回はほうれん草の種。種の袋の裏面にたいてい発芽率が何パーセントかと表記があります。このほうれん草は90%と発芽率が高かったので、一つの穴に4つ位いの割合で、蒔いていきます。発芽して間引く際に、元気のいい芽を残します。間引いた若い芽で、間引き菜サラダを作りましょう。

種を蒔く前に、地面をよく押さえて、その上に種をまき、ふわっと土をかぶせた後、もう一度土と種が密着するように、よく押さえます。
野菜の種袋は、袋の下を切って、何の種か表記が残るようにします。そして種がこぼれてしまわないように、薬方包みにして三角に折り込んでおきます。土がついた種は袋に戻してはいけません!よい保存状態を保ち、種を大切にしましょう〜。
こうして
Aブロックの畝たてとビニールマルチ掛け2畝、種まきの仕方を伝授していただき、、、
Bブロックは6本の畝とゾーンづくり、緑肥の種まきが終了しました。
途中10:30くらいで一度、お茶タイムを設けました。
作業が終わったところで、ちょうどお昼になりお昼を食べた後は、畑の作付け計画の発表と4月からはじまる畑WSの打ち合わせをして、今日は解散〜となりました。おつかれさまでした!(さわ)