自然菜園講座・春の回〜最終日は森林散歩からスタート。
今回の宿泊は、里の家でしたが次回から宿泊は森の家となるため、
里の家から森の家まで山の道を歩いて登りました。
アースバックハウスや森の家、森のキッチンなどを見ながらゆっくり歩きます。木と人カフェまで歩いたら、一休み。
るみちゃんが朝のうちに焼いておいてくれたスコーンとハーブチャイで、ほっと一息つきます。
一休憩終わったら、
温室にてセルトレー&育苗ポットに種をまく実習です。窒素・リン酸・カリのバランスのいい培養土と畑の土と薫炭を、培養土10:畑の土1:薫炭0.5のバランスでブレンドしています。(野菜によって割合をかえます)
種をまく前に水分量を調整します。だいたい水分量60%、ギュっと握って軽くお団子ができるくらいの水分量です。よく混ぜて全体の水分量が均一になるようにします。この水には昨日使ったEM菌がほんの少し(じょうろに大してペットボトルのキャップ一杯分程度)入っています。
セルトレーに土を盛ります。
隅までしっかり土を盛った後、スキージなどで余分な土を落とします。
育苗ポットには、充分な土を入れて手の上でポンポンっとまわしながら弾ませます。
しっかり土が入ったら軽く抑えて土を落ち着かせます。
土が入ったセルトレーに種をまきます。指で種用の穴をあけて、ボールにまく分だけの種を出して、種を3~4粒程度まきます(袋裏に表記された発芽率により蒔く種の数を調整します)
今回まいた種は、みつば・チャイブ・しそ・スイートバジル・セロリの5種類)
種をまいたら、土を優しくふりかけ、指で抑えます。
最後、水をさっとかけたら(種をまく前に土に60%水分を含ませておくと、水を上げた際に水を土がはじかなくなります)軽くぬらした新聞を3日間位、かぶせておき乾燥を防ぎます。暖かく気温がキープできるところで発芽を待ちましょう。(温床の上や温室など、夜の冷え込みに注意)
デッキでの朝食。
二泊三日の永続可能な自然菜園講座〜春回のシェアリングです。皆さんいろんなご意見を頂きました。
・野菜作りをはじめた自分には少しレベルが高かったが、面白かった!というご意見や。
・情報量が多すぎて、ちょっと頭が混乱してしまった。というご意見もありました。
もう少しお伝えしたい内容を整理して夏の回に備えようと思います。
・自給自足的な暮らしを5・6年先に考えていたが、リアルにそういった暮らしがイメージできてワクワクできた。というご意見も頂きました。。。
養生園の菜園WSは、野菜作りはもちろん、野菜を生かした料理を実際に食べて作り方もスタッフがお伝えしたりする時間もあります、朝や夜のヨーガで自分の健康は自分で守ること=予防医学の要素も含まれています。ライフスタイルを少し農的にしたい方、完全でなくとも部分的には自給できる暮らしを望んでいる方に、体験していただけるプログラムだと思いますので、
次回夏からのご参加や、単発での参加も受付中です。興味のある方は、是非ご参加ください。
「養生園に来て心が軽くなった」というご意見もいただきました。とてもうれしかったです。
次回も、お会いできることを楽しみにしております。
ご参加、ありがとうございました!